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【シカゴモーターショー10】キアのプラグインHVコンセプト、ライバルは プリウス!?

2010年2月13日(土) 11時15分
シカゴモーターショー10の画像
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キアは10日、コンセプトカー『レイ』(RAY)を公開した。プラグインハイブリッドシステムを搭載した小型4シーターセダンで、燃費は33km/リットルを実現する。

レイのプラットフォームは、小型セダン&クーペの『フォルテ』がベース。ハイブリッドシステムは、直噴1.4リットル直4GDIターボ(153ps)とモーター(106ps)で構成する。パワー特性はCVTによってコントロールされ、モーター単独、エンジン単独、エンジン+モーターの3つの走行モードを持つ。エンジンが前輪、モーターが後輪を駆動する4WDで、アイドリングストップや回生ブレーキも装備された。

2次電池は、リチウムイオンバッテリー。モーター単独での走行距離は80kmで、ガソリンエンジンを合わせた最大航続距離は、約1200km。最高速も175km/hと実用的だ。家庭用コンセントからも充電できるプラグインハイブリッド車で、最大80kmのモーター単独走行時を除いた燃費は、33km/リットルとなる。

航空機をモチーフにしたボディは、エアロダイナミクス性能が徹底追求され、空気抵抗係数を示すCd値は0.25を実現。ドアミラーやドアハンドルをなくすなどして、フラッシュサーフェイス化が図られた。後方視界は、カメラによって確保する。後部ドアは、逆ヒンジで開閉するのが特徴だ。

ボディ表面にはナノラミネートフィルムや保冷効果の高い素材を使用し、直射日光による室温上昇を低減。ガラスルーフには太陽電池を内蔵し、エアコンや照明の電源をまかなう。ボディサイズは、全長4400×全幅1850×全高1360mm、ホイールベース2700mmだ。

未来的なインパネには、タッチスクリーンコントロールやドライブバイワイヤステアリングホイールを導入。リサイクル素材を活用しながら、室内温度上昇を抑えるアイデアも採用した。マイクロソフト社と共同開発したカーテレマティクスシステム、「UVO」も装備されている。

レイのデザインは、キアのチーフデザイナー、ペーター・シュライヤー氏が担当。同氏は2006年7月、フォルクスワーゲングループからキアにヘッドハンティングされた。フォルクスワーゲングループ在籍中は、初代アウディ『TT』のデザインを手がけたことで知られる。

キアはレイの市販計画を明らかにしていなが、同氏は「レイは環境意識の高い顧客に向けたキアからの回答」とコメント。そのボディサイズなどから判断して、トヨタ『プリウス』を意識しているのは明白だ。

《森脇稔》
キア レイ(RAY)の画像
キア レイ(RAY)の画像
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