日立建機が発表した2009年4 - 12月期(第3四半期累計)の連結決算は、営業利益が前年同期比96.8%減の18億3200万円と大幅減益となった。
日本、欧州、北米での建設機械の需要が大きく落ち込んだことから、売上高は同31.1%減の4137億4900万円と大幅な減収となった。ただ、主力の油圧ショベルの在庫台数は2009年9月までにほぼ適正水準に戻ったほか、中国やインドネシアなど、新興市場では需要が増加傾向にある。
損益も売上げの大幅減で経常損益は9億0400万円の赤字、当期損益は87億6600万円の赤字となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。