西日本鉄道は、車体・架装メーカー子会社の西日本車体を8月31日付けで解散すると発表した。
西日本車体は、日産ディーゼル工業から同社のバス車体の架装を受注して事業展開してきた。しかし、日産ディーゼルが西日本車体への発注を終了することを決定、これに代わる受注も見込めないことから、事業の継続は困難と判断し、解散する。
西日本車体は、1946年設立の西鉄グループの老舗車体メーカー。
トラックやバスの国内市場の急減で、車体メーカーの経営破たんが相次いでおり、今回老舗車体メーカーが姿を消すことになる。
西鉄は西日本車体の解散で今期、11億円を特別損失に計上する。