プジョー世界販売、08年比3.3%減…09年実績

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プジョーは11日、2009年の世界セールスの結果を公表した。総販売台数は184万2000台で、前年比は3.3%減。市場シェアは3.0%となった。

欧州30か国での市場シェアは、前年比0.1ポイント増の7.2%。LCV(ライト・コマーシャル・ビークル)部門での市場シェアは、1.3ポイント上昇して10.7%を達成した。

市場別で、顕著な伸びを見せたのは中国。前年比44.8%増の11万2000台を販売した。この台数は過去最高。また、ロシアでは、市場シェアを0.3ポイント拡大している。

車種別では、『206+』が10万2000台を販売したほか、『3008』が5万9000台、『308CC』が1万6500台、『5008』が1万4000台をセールス。全体の50%がCO2排出量140g/km以下と、高い環境性能をアピールした。

プジョーは2010年、中国や南米に複数の新型車を投入予定。また、新型『RCZ』や三菱『i-MiEV』のOEM版、『iOn』のセールスも本格化する。2010年のプジョーは、新ブランド戦略を実行に移す年でもあるため、例年以上に拡販へ力を入れる方針だ。

《森脇稔》

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