アウディのプレスカンファレンスでは、新型『A8』と2009年9月のフランクフルトショーで登場した『eトロン』の進化型が披露された。
A8は、ムービーを通じてデザイン、ボディ加工、製品管理、テストドライブ、NHVチェックといったそれぞれの“匠”がA8を仕上げていく内容。最後にアウディのルパート・シュタードラー社長がサインをして完成となった。
続いてシュタードラー社長はeトロンを紹介。舞台袖からあらたれた新eトロンは、フランクフルトで披露されたものから一回り小さくなり、『R8』から『TT』サイズへと一気にダウンサイジングされた。
実際、新eトロンのサイズは、ボディサイズは全長3930×全幅1780×全高1220mm、ホイールベース2430mmと、TTよりも若干小さいサイズ。リア回りのファストバック風なデザイン処理もTTゆずりだ。ただし駆動はリアアクセルに備えられたモーターでおこなう。スペックは最大出力204ps、最大トルク270kgmだ。