クライスラーグループは11日、ダッジ『ナイトロ』の2010年モデルを発表した。4.0リットルV6のパワーアップや、グレード構成の一新が話題だ。
ナイトロは2005年2月、シカゴモーターショーにコンセプトカーとして登場。2006年に市販に移された。ボディサイズは全長4580×全幅1860×全高1785mm、ホイールベース2765mm。米国では中型サイズのSUVである。
2010年モデルでは、4.0リットルV6エンジンがパワーアップ。最大出力は23%アップの260ps、最大トルクは12%アップの36.6kgmを発生する。トランスミッションは5速ATだ。
グレード構成は、「ヒート」「デトネーター」「ショック」の3タイプ。ヒートはエントリーグレードで、20インチアルミホイール、368Wの8スピーカーオーディオ、iPodコントロール、シリウスサテライトラジオなどを標準装備。価格は2万3995ドル(約222万円)だ。
デトネーターは従来の「SXT」に代わる中級グレードで、フードデカール、リモートスタート、パークアシスト、プレミアムクロスシート、20インチ「Mopar」アルミホイールなどを標準装備する。価格は2万5995ドル(約240万円)である。
最上級のショックは、デトネーターの装備に、ヒーター付きレザーシートやサンルーフが加わる。価格は2万6995ドル(約250万円)だ。
ナイトロの2010年モデルは、11日に開幕するデトロイトモーターショーで正式発表。9種類のボディカラーが用意され、新色として写真のデトネーターイエローも選択できる。