ママチャリグランプリ09、富士を48周で優勝!!

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
コースを走る参加者
  • コースを走る参加者
  • コースを走る参加者
  • コースを走る参加者
  • コースを走る参加者
  • パドック
  • パドック
  • 仮装する参加者
  • 仮装する参加者

富士スピードウェイで10日、カゴ付きのお買い物用自転車=通称:ママチャリによる耐久レース「スーパーママチャリグランプリ(SUPER MCGP)」が開催された。7時間の長丁場を征したのは48周(約219km)を走破した神奈川県の「チームCB(亀)」だった。

ママチャリグランプリは、モータースポーツの舞台となる国際レーシングコース(4653m)を気軽に楽しんでもらうことを目的に、2008年にスタートした。1チーム5 - 10人のライダーが、交代しながら7時間の走行周回数を競う。平均速度は31.1km/h。

第3回の今回は、雪化粧の富士山を一望できる晴天の中、1万8000人が来場した。 北は北海道、南は熊本県から計1301チームが参加、午前8時に一斉にスタートした。チームCB(亀)の優勝記録48周は、昨年の41周を大幅に上回る。

スタート直前には中山由依さんが国歌独唱を務めた。中山さんは、全世界のマクドナルドで働く1万人以上の店員が参加し、歌の世界NO. 1を決めるコンテスト「Voice of McDonald's 2010」世界大会への出場権を獲得した現役女子大生。

参加チームの中には、着ぐるみや化粧で仮装したり、家族で参加し子供用自転車に乗った子供と併走したり、勤務先名や団体名入りのノボリでPRしたりするチームも多く、寒風の中、それぞれペダルを漕いだ。

一方、パドックエリアでは多くのテントが張られ、休憩中のメンバーや応援者が鍋を囲んだり、バーベキューを楽しむなど思い思いの時間を過ごし、通常のレースとは異なった光景が見られた。

また、解説者にモータースポーツジャーナリストの今宮純氏をゲストに迎え、F1の今シーズンの見どころや富士スピードウェイの歴史、コースの特徴などを交えながら、大会を盛り上げた。

さらに大会の最後に、日本レースプロモーション(JRP)の協力で、フォーミュラニッポンカーのサプライズデモランが実施され、チームインパルの平手晃平選手とチームルマンの石浦宏明選手がレーシングコースを走行した。

公式結果
1位:チームCB(亀) 48周=219.024km
2位:けったもりこぎでらえれぇげぇI 48周=219.024km
3位:チーム12so(じゅうにそ) 47周=214.461km

特別賞
ベストBBQ賞:Team楽伍車 with新卒奇抜
ベストドレッサー賞:秋葉謹製 with ENGINE
ベストパフォーマンス賞:井上OP
ミスママチャリグランプリ:聖隷三方原 YTシマダユミさん
公式予選1番にエントリー:2003plc
還暦チーム賞:還暦・ Kids(かんれきっず)
最高齢ライダー賞:チーム大好き!深澤清人さん

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集