【デリーモーターショー10】トヨタがインド専用新開発車、エティオス を発表

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トヨタ自動車は、5日から11日まで、インド・ニューデリーのプラガティ・マイダン国際展示場で開催されるデリーオートエキスポ(デリーモーターショー)に、インド向けに専用開発した新開発小型車『エティオス』のコンセプトモデルを参考出品車として初披露した。

エティオスは、今後も拡大が予想されるインド市場のファミリーユーザーをターゲットに「ワンクラス上級」をテーマに新たに開発した小型車である。合い言葉は「World First, India First」だという。

先進的でステータス感あるスタイルや広い室内空間、豊富な収納スペースを追求するとともに、軽快で思いのままの走りと低燃費の両立をめざしている。また、ユーザーに求めやすい価格で提供できるよう、部品の現地調達を徹底し、原価低減に取り組んだ。

オートエキスポでは、新開発1.5リットル・ガソリンエンジン搭載のセダンと、同じく新開発1.2リットル・ガソリンエンジン搭載のハッチバックを出展している。

エティオスの開発を担当した則武義典(のりたけよしのり)チーフエンジニアは、「インド市場及びお客様の声を聞くために、インドのさまざまな都市を訪問した。4年に渡り、2000人以上のエンジニアが開発に関わり、それぞれが妥協することなく最善を尽くしてきた。エティオスがインドのお客様に“持つ喜び”と“より豊かな生活”の一助となると確信している」と挨拶した。

トヨタのインドにおける車両生産・販売会社であるトヨタ・キルロスカ・モーターはエティオスの生産工場として、新たに第2工場を建設中だ。2010年末より生産を開始し、順次販売していく。年間販売目標台数は7万台としている。インド以外の国・地域への輸出も今後検討する。

「エティオス」( Etios)の車名は、ギリシャ語で「精神、理念」を意味する「Ethos」(エトス)からの造語。

なお、トヨタはデリーオートエキスポで、2010年に販売開始となる新型『プリウス』および新型『プラド』や、パーソナルモビリティコンセプト『i-REAL』、燃料電池ハイブリッド車『Fine-S』など、合計14台の市販車・参考出品車を出展した。

《高木啓》

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