09年の交通事故死者数 57年ぶりに4000人台

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2009年1年間に交通事故で24時間以内に亡くなった全国死者数は4914人。08年より241人少なく、1952年以来、57年ぶりに4000人台へ減少した。2日、警察庁交通局交通企画課のまとめによる。

09年の死者数を1日平均でみると、08年の14.08人から13.46人に減少した。1日の最多死者数は29人(12月28日)で、08年の最多日(10月24日・12月25日)より1人増えた。最少日死者数は4人(1月18日)、08年の最少日(1月1日)と同じだった。

月別で見ると12月がいちばん多く、1か月で536人が亡くなっている。次いで11月(487人)、10月(467人)と続く。過去15年間の統計では、月別死者数は12月に最も増える傾向にある。

また、09年の交通事故の発生件数は73万6160件(前年比▲2万9350件)。負傷者数は90万8874人(前年比▲3万5197人)だった。

《中島みなみ》

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