ホンダが22日に発表した11月の四輪車の生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比7.6%減の30万1257台となり低迷した。トヨタ自動車、日産自動車が大幅増となったのとは対照的。
国内生産は同25.4%減の8万5497台と大幅マイナスとなった。輸出が不振なためで13か月連続マイナスとなった。
国内販売は『フィット』や『フリード』、『インサイト』が好調で同33.4%増の6万5533台と5か月連続でプラスとなった。
しかし、輸出は同71.6%減の1万4967台と、14か月連続でマイナスとなった。北米向けが同66.1%減、欧州向けが同85.5%減、アジア向けが同40.8%減と軒並み大幅マイナスとなった。
海外生産は同2.0%増の21万5778台と小幅な伸び率ながら14か月ぶりにプラスとなった。中国の生産台数が同38.0%増の6万0330台と11月として過去最高となり、アジアの生産台数も過去最高となった。しかし、北米は同3.4%減となったほか、欧州も同40.9%減と落ち込み、その他地域も低調だった。