日鉱金属、日鉱富士を吸収合併…自動車メーカーのグローバル展開

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日鉱金属は、日鉱金属グループの精密加工事業関連の中核事業会社である日鉱富士電子を2010年4月1日付けで吸収合併する。

日鉱富士は精密めっき加工、精密プレス加工などの事業を展開してきたが、昨年来の世界同時不況に伴う経済環境の大きな変化により、ユーザーである自動車用、電子部品用コネクタメーカーの海外展開はこれまで以上のスピードで進んでいくことが予想され、これに対応することが喫緊の課題となっている。

また、今後の成長・発展には、日鉱富士の競争力に加え、ユーザーニーズにより迅速に対応する商品開発力・技術開発力、ユーザーの海外展開に即応できる営業力強化と、これらを実現するためのより大きな資金力が必要。

こうした事業環境から日鉱金属の下に精密加工事業を統合させ、日鉱金属グループの経営資源を積極的、タイムリーに活用できる一体運営体制を構築する。

日鉱富士は、日鉱金属の100%出資子会社。

《レスポンス編集部》

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