トヨタ、豪でもHV生産

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トヨタ自動車は、豪州の関連会社であるトヨタ・モーター・コーポレーション・オーストラリア(TMCA)が12月11日に、生産・販売する『カムリ・ハイブリッド』のラインオフ式典を実施した。トヨタがハイブリッドカーを生産するのは5か国目となる。

式典には、豪州政府からケビン・ラッド首相、キム・カー技術革新・産業・科学・研究大臣、ジョン・ブランビービクトリア州政府首相やトヨタの布野幸利副社長らが出席した。

ラインオフ式でトヨタの布野副社長は「カムリ・ハイブリッド生産開始が、豪州とビクトリア州の環境を重視した自動車産業の発展に貢献できると信じている」と述べた。

TMCAはアルトナ工場で、年間1万台のカムリ・ハイブリッドを生産し、このうち300台をニュージーランドに輸出する。豪州での発売開始は2010年2月の予定。

TMCAは、1959年にトヨタの車両製造拠点として設立した。1963年の「ティアラ」の生産から始まり、2004年には生産累計台数200万台を達成している。1996年から中近東への輸出を開始して以来、輸出台数を拡大しており、2008年には生産台数の7割が輸出車両で、中近東/オセアニア地域のカムリの生産・輸出拠点となっている。

《レスポンス編集部》

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