路面電車の車内がビアホールに…忘年会

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荒川車庫に
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東京都交通局は、都電荒川線のレトロ調車両9001号を使用した企画列車「都電 年忘れビール号」の運行を実施。

この“暮れのビアホール都電”、忘年会シーズンにあわせ12月8 - 12日の5日間、合計6回の運転を計画し乗車希望者を募集したところ、予約開始から数時間で完売という好評ぶりだ。

同列車は、荒川車庫前→三ノ輪橋→大塚駅前という約2時間のコースで、缶ビールが飲み放題となる。料金は1人3000円だ。

運行初日となる8日は、とある職場の団体貸切。この団体の幹事さんは、「予約はしたものの、本当に20人集まるのかと心配だったが、募ってみればびっくり。あっという間に部署の境を越えて集まった」という。

トイレ休憩のために同列車は荒川車庫に20分ほど入庫。ほろ酔いの50代の男性は、「なかなか味わえない貴重な経験だ。他にはない魅力は、クローズ感かな。密室のビアホールの雰囲気がありながら、窓の外は日常が流れているというかね、すぐ隣をクルマが併走したりね。僕よりも40代の男たちがはしゃいでいたような気がするな」と上機嫌。

風変わりな忘年会を経験した20代の女性は、「次回開催されたら仲良しのお友達を誘ってまた乗りたい」と話していた。

同局では、指定日に都電の貸切サービスを展開しているが、その際は残念ながら車内の飲食はできない。

《レスポンス編集部》

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