GMは3日、ロサンゼルスモーターショーのプレスカンファレンスにおいて、ビュイックブランドの次世代小型セダンのイラストを公開した。
GMは今回のロサンゼルスモーターショーで、米国向けの新型、ビュイック『リーガル』を披露。リーガルはミッドサイズセダンだが、2012年に発売される次世代セダンは、これよりもひと回りコンパクトなモデルとなる。
GMは新型車の詳細を公表していないが、プラットホームは、GMの「デルタII」を使用。このデルタIIはシボレー『ボルト』『クルーズ』、オペル『アストラ』などに使われるものと共通だ。
また、エンジンは同じく今回のロサンゼルスモーターショーで米国デビューを飾った新型シボレー『クルーズ』と共用。1.4リットル直4ターボ「エコテック」(138ps、20.4kgm)と1.8リットル直4(136ps、17kgm)の2ユニットとなるもよう。生産は、クルーズと同じ米国オハイオ州ローズタウン工場が担当する。
ビュイックの新コンパクトセダンは、2012年に投入予定。GMが公開したイラストからは、ビュイックブランド特有の縦基調メッキグリルが確認できる。GMは新型セダンについて、「現時点では車名は未定」と語っている。