傘を差した自転車、歩行者と正面衝突

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17日朝、福岡県福岡市東区内の国道495号で、歩道を進行していた自転車と歩行者が正面衝突する事故が起きた。歩行者の男性は頭部を強打し、意識不明の重体。警察では自転車に乗っていた男子高校生から事情を聞いている。

福岡県警・東署によると、事故が起きたのは17日の午前7時15分ごろ。福岡市東区唐原3丁目(N33.40.27.5/E130.26.26.3)付近の国道495号で、歩道を進行していた自転車が、対向するように歩いてきた高齢の男性と正面衝突した。

男性は転倒した際に後頭部を強打。近くの病院に収容されたが意識不明の重体。後の調べで、現場近くに在住する69歳の男性と判明している。警察では自転車に乗っていた18歳の男子高校生から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は幅が約4mの歩道。当時は雨が降っており、高校生は傘を差しながら自転車に乗っていた。自転車は減速しない状態で男性に衝突したとみられている。調べに対しては「前から歩いてきた男性に気づくのが遅れた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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