記者がAkiba Grand PrixでPSP版GTにチャレンジ! 勝敗は…

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レスポンス記者がAkiba Grand PrixでPSP版GTにチャレンジ! 勝敗は…
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凄腕レーサーに勝利すればクルマデータをゲット

14日に秋葉原で開催された、リアルドライビングシミュレーター『グランツーリスモ』のユーザー参加イベント「Akiba Grand Prix」。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)製携帯ゲーム機PlayStation Portable用として、10月1日に発売された同ゲームを扱ったイベントだ。

腕自慢のユーザーが集まり、SUPER GTの'09王者の脇阪寿一選手との対戦や豪華優勝賞品を目指して勝ち抜いていく内容である。そんなイベントに、記者も参加した。

イベントはまず、秋葉原の5か所にあるサテライト会場を回るところから始まる。各会場には凄腕レーサーが腕組みして待機しており、それぞれ決められたクルマでもって対戦。そのレーサーたちに勝つとご褒美としてゲーム内のクルマデータをもらえ、全員に勝つことができた時は、合計で229車種435台をゲットできるという太っ腹ぶり。

さらに、5勝した人はメイン会場のベルサール秋葉原で行なわれるファイナルラウンドへの進出をかけたタイムトライアルへの参加権も得られる。タイムトライアルの上位12名がセミファイナルに進出し、セミファイナルでは4名ずつ3組に分かれてレースで対戦。そこでの勝利者3名が、脇阪選手も参加するファイナルに出場できるというわけだ。

◆シングルレースで400勝達成の記者だったが…

サテライト会場は順にラウンド1から回る必要はないので、まずはメイン会場から一番遠い、「高級車の皮をかぶったスピードスター・メルセデスマン」が待つラウンド3(ラジオ会館山本無線)へ向かう。

レーサーたちはヘルメットもレーシングスーツも黒という出で立ちで精悍な雰囲気だ。ここでは、メルセデス・ベンツ『SLR マクラーレン』(03年型)に乗り、ゲームオリジナルコースの「オータムリンク」を走ることになる。

記者、実は同コースはいまやレベルS(5段階の内の一番上)に到達。シングルレースでも400勝を達成しているし、1つぐらいは勝てるかもと思っていたのだが、甘かった。

Akiba Grand Prixでは自分のものではなく会場に用意されているPSPを使用するのだが、まず、キー設定がデフォルト仕様から変更不可という恐るべき事実が判明したのだ。記者はPSPの前部左右にあるRボタンをアクセル、同じくL ボタンをブレーキに変更して遊んでいるので(普通は○か×がアクセル、□がブレーキ)、音速で操作に自信がなくなる。

しかし、そんなことが微々たるぐらいに感じられるほど打ちのめしてくれたのが、「ドライビングラインなし」設定! 路面上に表示される推奨レコードラインは、ブレーキのタイミングも教えてくれるのでヒジョーに頼りにしてきたのだが、それがなしとわかり、もはや白旗(笑)。そしてレースがスタートすると予想通りで、ボタンを押し間違え、1コーナーで早くもコースアウト。その後もラインもブレーキングポイントもわからずにヘロヘロのヨタヨタで、お話にならず……。初戦で役立たずっぷりが露呈したのであった。

◆最終ラウンドのロータス・エリーゼに賭ける!

心はすっかり折れてしまったのだが(笑)、逃げ出すわけにもいかないので、続いて秋葉原駅前のメガネスーパーが会場の「ストレートにめっぽう強い爆走アメリカン・コルベットマン」(車種は09年型シボレー『コルベット ZR1(C6)』の待つラウンド4へ。ここでも一蹴される。

さらに、ロケット5号店跡地のラウンド5「誰にも止められない最強の“跳ね馬”・フェラーリマン」(車種は02年型フェラーリ『エンツォ・フェラーリ』)、パソコンショップイオシスのラウンド2「伝説の“猛牛”を意のままに操るカウンタックマン」(車種は74年型ランボルギーニ『カウンタック LP400』)と挑戦するが、いずれもズタボロ。

こうなったらもう参加賞(全ラウンドを回れば勝敗にかかわらずデータを5台もらえる)狙い。その一方で、周囲の小学生や若者たちは凄腕レーサー相手に勝っているので、未熟者っぷりを痛感するのであった。

そんなこんなで、残すはラウンド1(CAFEE SOLARE店頭)の「蜂の如き自在のコーナーワーク・ロータスマン」(車種は04年型ロータス「エリーゼ111R」)のみ。少しは慣れてきたのでここぐらいはもしかしたら、などと甘く考えつつ挑んだのだが、待っていたのは非情な現実だった。

比較的シンプルなレイアウトの筑波サーキットが舞台だったが、凄腕ドライバーはおろか他のプレイヤーにも太刀打ちできず、完走で手一杯。あまい夢は夢のままに終わり、現実は負けを示す黒いハンコがカードに5つ並んだのであった。結局、参加賞も5大中4台を持っていたので、この日は特製マフラーと1台のデータのみをゲット。これで、記者のAkiba Grand Prixへの参戦は終了となった。

◆クルマ好きの子どもを目の当たりにした希望も

それにしても、小学生の参加者が思った以上に多かったのは印象的だった。免許を取れるのは5年以上先の話だが、乗ってみたいクルマは「FT-86」なんて子もいた。

若者のクルマ離れが叫ばれているが、クルマに興味がある子は決して少なくないのは喜ばしい話である。戦績はズタボロでションボリだが、そんな話を聞けたのは、記者にとってこの日一番の報賞だったといえよう。

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《デイビー日高》

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