マツダ『RX-8』が発表された。箱根の芦ノ湖スカイラインをロータス『スーパーセブン』と乗り比べたらどうであろうか? スーパーセブンの設計者ロータスのコーリン・チャップマンとスーパーセブンにほれ込んで今...
ケーターハム創設者、76歳で逝く
英国ケーターハムカーズの創設者で、名車『セブン』の製造と販売に尽力したグラハム・ニアーン氏が10月24日、76歳で亡くなった。
ケーターハムカーズが、セブン(ロータスのセブンと区別して『スーパーセブン』と呼ばれることもある)の製造元となったのは、1973年。1960年代に英国ロータス社の販売店になったケーターハムカーズが、ロータス・セブンの製造・販売権をロータス社から買い取ったのがきっかけだ。
ケーターハムカーズ代表のグラハム・ニアーン氏は自らロータス車を駆り、モータースポーツに参戦。そこでロータスの生みの親、コーリン・チャップマン氏と親交を深め、1968年にはロータスセブンの独占販売権を獲得した。それが縁で、ロータスが生産中止を決めたセブンの生産を、ケーターハムカーズが引き継ぐことになったのだ。
1973年からセブンの製造を開始したグラハム・ニアーン氏は、顧客のニーズに応じてセブンにキメ細かい改良を実施。「シリーズ4」のバギー風スタイルが不評と聞くやいなや、1974年には以前の「シリーズ3」の生産を再開。シリーズ3のウィークポイントだったボディ剛性を強化しての再生産は、多くのセブンファンに拍手で受け入れられた。その後もグラハム・ニアーン氏はエンジンや足回りに絶えず改良を加え、セブンの軽量スポーツカーとしての名声を高めてきた。
グラハム・ニアーン氏にとって、大きな転機が訪れるのは2005年。元ロータス社のゼネラルマネージャーのアンサー・アリ氏を中心とした投資家集団、コルベングループに、ケーターハムカーズは買収されるのだ。誰よりもセブンに愛着を持つグラハム・ニアーン氏にとって、セブンの生産・販売権を手放すのは、苦渋の決断だったことだろう。
それから4年後の今年10月24日、グラハム・ニアーン氏は76歳で死去した。現ケーターハム社のアンサー・アリ氏は10月27日、「グラハム・ニアーン氏は尊敬に値する人物。彼の存在なくして、現在のケーターハム、そしてセブンの存在はあり得ない」とコメントしている。
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