市光工業が5日に発表した2009年9月中間期の連結決算は、営業損益が17億4400万円の赤字に転落した。前年同期は8億8600万円の黒字だった。
売上高は前年同期比29.7%減の413億5500万円と大幅減収となった。主力の自動車部品関連の売上げが大幅に落ち込んだため。
売上げ不振の影響で、経常損益は15億0400万円の赤字、当期損益は46億8600万円の赤字だった。
通期業績見通しは売上高が同11.3%減の905億円、営業利益が10億円、最終損益が28億円の赤字となる見通し。
中間配当については「未定」としていたが今回配当を見送り、無配とする。前年同期は1株当たり2円の配当を実施した。