愛知製鋼は26日、2009年9月中間期の連結決算業績見通しを上方修正した。
売上高は700億円を予想していたが738億円となった。自動車向け鋼材・鍛造品を中心に売上げが期初の予想を上回ったため。
損益でも売上げ増や固定費の削減の効果で、営業赤字は90億円から38億円、経常赤字は95億円から42億円へと赤字額が予想の半減となった模様だ。
当期損益も95億円の赤字を予想していたが44億円の赤字にとどまった。
一方、中間配当予想を1株当たり2円50銭にする。従来予想は「未定」だった。前年実績と比べると2円50銭の減配となる。期末配当予想は「未定」で据え置いた。