ホンダ『CR-Z』は、市販を前提としたハイブリッドカー初のスポーツクーペ。1.5リットルSOHCのi-VTECエンジンに1モーター式のパワーアシスト-エネルギー回生機構「ホンダIMA」を組み合わせたパラレルハイブリッドシステムを搭載する。
ショーモデルのトランスミッションは6速MT。市販モデルでも市場によってはMTがラインナップされる予定だという。パラレルハイブリッドはMTと組み合わせると、モーターのトルクをダイレクトに体感でき、実際の速さ以上にスポーティに感じられる。
ショーモデルは4シーター版。リアシートはエマージェンシー用のミニマムスペースだが、ノートパソコンやデジカメなどをリアシートに置いてシートを倒すと、座面と背もたれでそれらを挟み込んで衝撃を吸収する収納ケースとしても機能する。