飲酒運転のRV、50m下の川に転落

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8月30日未明、新潟県十日町市内の県道を走行していたRVが対向車線側に逸脱。そのまま道路右側のガードロープを乗り越え、約50m下を流れる川に転落した。この事故で車外放出された1人が死亡、3人が重軽傷を負った。飲酒運転が事故の主因とみられる。

新潟県警・十日町署によると、事故が起きたのは8月30日の午前3時5分ごろ。十日町市松之山湯本(N37.3/E138.36)付近の県道を走行していたRVが対向車線側に逸脱。そのまま道路右側のガードロープを乗り越え、約50m下を流れる川に転落した。

クルマは横転大破。シートベルト未着用で同乗していたとみられる17歳の男子高校生が車外に投げ出されて川に転落。発見時には溺死していた。このほか、運転していた18歳の少年と、同乗していた別の18歳男性、16歳女性が骨折や打撲の重軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は片側1車線(幅員約6m)で、カーブの連続する区間。クルマに乗っていた4人は地元の祭に参加し、酒を飲んでいたとみられる。警察では飲酒運転が事故の主因である可能性が高いとみて、運転者の回復を待って自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。

ガードロープは乗用車程度ならば逸脱を抑止する性能を有していたが、事故を起こしたクルマは車重のあるRVだったため衝突の衝撃に耐え切れず、支柱ごと川側へ倒れこんでいたという。

《石田真一》

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