原付バイクで歩行者を追い抜く際、頭部に向けて汚物を投げつけたとして、大阪府警は16日、大阪府吹田市内に在住する39歳の男を暴行容疑で逮捕した。男は2件目の事件を起こした直後、警察に自ら出頭してきたという。
大阪府警・摂津署によると、逮捕された男は8月3日の午前0時55分ごろ、摂津市東正雀付近の市道を原付バイクで走行していた際、左前方の路肩を歩いていた20歳代女性の後頭部をめがけ、事前に用意していた汚物(大便)を投げつけた疑いがもたれている。
現場付近では16日未明にも女性が被害を受ける同様の事件が発生。この際には原付バイクで逃走する男が目撃されており、警察で暴行事件として捜査を開始したところ、同日午後に「自分がやった」として男が出頭。容疑への関与が確認できたとして、暴行容疑で逮捕している。
調べに対して男は「不況で仕事が減少するなどしてストレスが溜まっており、その発散としてやった」などと供述しているようだ。汚物は事件直前に用意。スチロール製のトレイに載せた状態で運搬していた。投げるときもトレイごと行っていたとみられる。