富士重工業は7日、ドイツで9月に開催予定の第63回フランクフルトモーターショーに、今夏、欧州市場へ導入する新型スバル『レガシィ』と『アウトバック』を出品すると発表した。
新型レガシィは、スバルの新世代自動変速機として開発された無段変速機「リニアトロニック」、クレードル構造を採用したシャシー、広く快適な室内空間を実現した新たなパッケージングの採用など、その商品価値をいっそう高いものとしている。
欧州市場向けには、2.5リットルガソリンエンジン、3.6リットルガソリンエンジン(アウトバックのみ)モデルのほか、昨年量産乗用車用としては世界初導入となった水平対向ディーゼルエンジン、「スバル・ボクサー・ディーゼル」をラインナップする。
また、地域限定で展開されるガソリンターボモデルを除く全てのモデルでユーロ5規制対応とし、環境性能を高めたとしている。