かまぼこ型の踏切で立ち往生し、列車と衝突

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11日早朝、福岡県久留米市内の西日本鉄道(西鉄)・天神大牟田線の踏切で、踏切内に立ち往生していた乗用車と、通過中の下り普通列車が衝突した。クルマは大破炎上したが、運転していた20歳の男性は車外に脱出。列車の乗客乗員にもケガはなかった。

福岡県警・久留米署によると、事故が起きたのは11日の午前6時ごろ。久留米市津福本町付近の西鉄・天神大牟田線、津福−試験場前駅間の踏切で、20歳の男性が運転する乗用車の底部が路面に接触してタイヤが空転。自走不能となり、立ち往生した。

男性は車外に脱出したが、直後に通過してきた下り普通列車(西鉄久留米発/大牟田行き、4両編成)が衝突した。列車に押し出されたクルマは警報機柱に衝突。大破炎上した。クルマを運転していた男性と、列車の乗客乗員13人にケガはなかった。

現場の踏切は中央部が盛り上がった“かまぼこ型”となっていた。通常の乗用車であれば通行は困難ではないとされているが、この踏切では昨年12月にも同様の立ち往生が原因とみられる衝突事故が発生しているという。

《石田真一》

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