クルマが突入、同じ建物が1週間で2件の被害

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19日朝、広島県広島市中区内の市道で、交差点を直進しようとしていた乗用車と、大綱車線から右折しようとしていた乗用車が衝突する事故が起きた。双方のクルマは路外に逸脱。1台は交差点に隣接する商店に突っ込み、もう1台は歩道の歩行者に衝突した。

広島県警・広島中央署によると、事故が起きたのは19日の午前8時35分ごろ。広島市中区江波西1丁目付近の市道で、交差点を直進しようとしていた47歳男性の運転する乗用車と、対向車線側から右折してきた64歳男性の運転する乗用車が衝突した。

直進側の乗用車は衝突を回避しようと急ハンドルを切ったが、間に合わず衝突。弾みで路外に逸脱し、道路左側の電柱に接触。さらにコースを変え、交差点に隣接する商店の建物に突っ込んだ。

右折側の乗用車は衝突によってコースを変えて歩道に乗り上げ、信号待ちをしていたとみられる65歳の女性に衝突した。女性は足を骨折する重傷。双方の運転者も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は片側3車線の直線区間。直進車のスピードが出やすい場所で、今回クルマが突入した商店は1週間前(今月12日)にも同様の事故で突入被害を受けていた。

《石田真一》

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