スペインGPを7位でフィニッシュしたBMWザウバーのニック・ハイドフェルド。これで連続チェッカーフラッグ(完走)記録は25となり、同じドイツが生んだ大先輩、ミハエル・シューマッハの記録を塗り替えた。
ハイドフェルドが最後にチェッカーを受け損なったのは2007年の日本GPに遡る。豪雨で大混乱となった富士スピードウェイでハイドフェルドは残りわずか2周というところでテクニカルトラブルのためストップ。14位完走扱いとなったが、チェッカーフラッグは受けられず。
この偉大な記録はハイドフェルドの安定したパフォーマンスとマシンの信頼性の賜物。「この記録の主要部分を担う安定したマシンを提供してくれたBMWザウバーF1チームに感謝したい」とハイドフェルドは語っている。