ホンダは21日、同社のハイブリッド車用リチウムイオン電池の製造・販売や研究開発を手掛ける「ブルーエナジー」(京都市)が、京都府福知山市の長田野工場建設に着工したと発表した。
ホンダとGSユアサは2008年12月に、ハイブリッド車用バッテリーの共同事業で合意、今月1日にブルーエナジーを共同出資で設立していた。長田野工場はGSユアサの長田野事業所内の用地(1万6000平方m)を活用して建設する。投資額は約250億円となる。
着工の式典にはホンダの福井威夫社長やGSユアサの依田誠社長、山田啓二京都府知事らが出席した。工場は2010年秋に稼動させる計画。