緊急走行中の救急車、路線バスと出会い頭に接触

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4日夕方、千葉県松戸市内の市道で、患者を乗せて緊急走行中の救急車と、交差道路を走行してきた路線バスが出会い頭に接触する事故が起きた。双方の車両は小破したが、事故による負傷者はいなかった。

千葉県警・松戸署によると、事故が起きたのは4日の午後5時ごろ。松戸市西馬橋広手町の市道で、患者を乗せて緊急走行をしていた松戸市消防局所属の救急車が赤信号の交差点に進入した直後、交差道路を左方向から進行してきた松戸新京成バスの運行する路線バスと出会い頭に接触した。

双方の車両は小破。接触時の速度が低かったことから、双方に負傷者は発生しなかった。救急搬送中だった2歳の男児は別の救急車に乗り換え、約15分遅れで病院に向かったという。

現場は見通しの良い交差点。救急車は前方で発生していた信号待ち渋滞を回避しようと、「緊急車両が通過します」という内容のアナウンスをしながら空いている対向車線側に進出。続けて赤信号の交差点を徐行進入していったが、バスの運転手はこれに気づくことが遅れたとみられる。

《石田真一》

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