スリップ事故が連続発生、クルマに挟まれた女性が死亡

自動車 社会 社会

6日朝、岐阜県郡上市内の県道で、スリップ事故を起こして歩道に乗り上げた乗用車に対し、近隣住人が駆けつけたところ、後続のクルマもスリップし、同様に歩道に突っ込む事故が起きた。住人の女性は2台の間に挟まれ、全身強打で死亡している。

岐阜県警・郡上署によると、最初の事故が起きたのは6日の午前7時40分ごろ。郡上市八幡町稲成付近の県道を走行していた43歳女性の運転する乗用車が凍結路面でスリップして路外に逸脱。道路左側の歩道に乗り上げた。

クルマは衝突の弾みで小破。現場近くに住む59歳の女性が安否確認のため、運転席側に近づいたところ、68歳の女性が運転する軽乗用車も同様にスリップ。乗り上げていたクルマの右側面に突っ込み、立っていた女性は2台の間で挟まれる状態となった。

女性は近くの病院に収容されたが、外傷性ショックなどが原因で約1時間後に死亡。警察では軽乗用車を運転していた女性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

現場は片側1車線の緩やかなカーブ。路面は凍結しており、非常に滑りやすい状態だった。警察では2台のクルマはほぼ同じ地点でスリップしたものとみて、調べを進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース