凍結路面でスリップ、スクールバスと正面衝突

自動車 社会 社会

22日朝、福島県南会津町内の国道352号を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた中学校のスクールバスと正面衝突した。双方の車両が中破。バスの乗客乗員11人と、乗用車の運転者が軽傷を負っている。

福島県警・南会津署によると、事故が起きたのは22日の午前7時30分ごろ。南会津町新田原付近の国道352号を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた南会津町所有のスクールバスと正面衝突した。

双方の車両は中破。バスには小学生15人と中学生15人、運転者1人の合計31人が乗車していたが、このうち11人が座席から投げ出され、打撲などの軽傷。乗用車を運転していた29歳の男性も胸部打撲の軽傷を負っている。

現場は片側1車線。路面は凍結して滑りやすい状態だった。双方の車両とも冬タイヤを装着していたが、警察では乗用車がスリップし、制御困難のまま対向車線側逸脱していったと推測している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース