今年9月、岐阜県岐阜市内において虚偽の通報で呼び出したパトカーに対し、タマゴを投げつけるなどの妨害行為を行ったとして、岐阜県警は26日、20歳の男と、16 - 17歳の少年6人を公務執行妨害容疑で逮捕した。
岐阜県警・岐阜南署によると、事件が起きたのは今年9月28日の午前1時10分ごろ。岐阜市細畑付近の市道を走行していた同署パトカーに対し、バイクに分乗した暴走族グループとみられる少年がタマゴを投げつけた。このうち数個がドアなどに命中したという。
被害を受けたパトカーは、現場近くにある無人交番からの通報を受けて急行する最中だった。交番には通報者の姿が無く、虚偽の通報だった可能性が高くなった。
この直後にも別のパトカーが同様被害に遭っており、警察ではパトカーを狙ったものと判断。目撃証言から市内を中心に活動する暴走族グループが容疑に関与したものとして、主犯格の男ら7人を逮捕している。
逮捕された少年らは「警察に恨みがあったわけではないが、面白そうなのでやってみた」などと供述しているようだ。