事故を装って接近、現金約2000万円を奪う

自動車 社会 社会

10月31日午前、山梨県甲府市内の市道で、軽乗用車への接触事故を装って接近した2人組の男が、軽乗用車の車内にあった現金約2000万円を奪って逃走する事件が起きた。警察では窃盗事件として捜査を開始している。

山梨県警・甲府署によると、事件が起きたのは10月31日の午前10時10分ごろ。甲府市丸の内付近の市道を走行していた軽乗用車に対し、左後方から進行してきた原付バイクが接触した。

クルマを運転していた31歳の男性と、バイクを運転していた男が路上で話をしていたところ、別の男がクルマに接近。助手席に置いてあった現金約2000万円の入った紙袋を奪って逃走した。男性が男を追いかけると、バイクの男もそのまま別方向に逃走したという。

男性によると、クルマに積んでいた現金は勤務する会社の給与用で、事件直前に近くの銀行で引き出したものだった。警察では2人組が共謀し、当初から現金を奪う目的で事故を装って接近したもの判断。窃盗事件として捜査を開始し、逃げた2人の行方を追っている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース