今週末までに合併を正式発表する米GM(ゼネラルモーターズ)とクライスラーの2007年世界販売は、世界トップのGMが937万台、また9位のクライスラーは268万台だった。単純合計で1200万台規模と、初...
GMとクライスラー、週末に合併発表へ
米国のGM(ゼネラルモーターズ)とクライスラーグループが合併で合意し、今週末までに発表する段取りとなった。ほぼ100年にわたって続いた米ビッグ3体制は、合併会社とフォードモーターの「ビッグ2」に再編される。
クライスラーの筆頭株主である米投資ファンド、サーベラス・キャピタル・マネジメントがクライスラーの自動車事業をGMに売却。また、サーベラスは同社が51%、GMが49%を保有するGM系の金融会社GMACの全株式を取得する。
両社の合併については、米政府が7000億ドル(約70兆円)の公的資金枠を設定している金融安定化法の支援対象を自動車系の金融会社にも広げることとした。また9月末に決まっていた自動車業界向けの250億ドル(2兆5000億円)の政府保証融資についても早期に実行するなど、合併を支援する動きとなっていた。
GMとクライスラーは、米国新車市場の落ち込みで経営が悪化、とくにGMは6月末の債務超過が570億ドル(5兆7000億円)になる一方、資金流出により手元資金が急速に細るなど危機的状況に陥っていた。
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