白バイ追跡のクルマ、信号待ちの車列に突っ込む

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19日午前、神奈川県藤沢市内の市道で、速度超過違反を行ったとして白バイの追跡を受けていた乗用車が、信号待ちのために停車していた別の乗用車に追突した。このクルマに乗っていた2人が負傷。警察は31歳の男を現行犯逮捕している。

神奈川県警・藤沢北署によると、事故が起きたのは19日の午前9時35分ごろ。藤沢市内の県道をパトロールしていた白バイが、制限速度(50km/h)を大幅に超過した速度で走行する乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

白バイはただちに追跡を開始したが、逃走するグルマは一時100km/h超まで加速。その後も70 - 80km/hの速度を維持したまま逃げ続けたが、藤沢市大庭付近の市道で信号待ちの車列に進路を阻まれ、急減速したが間に合わず、最後部に位置していた乗用車に追突した。被追突側のクルマは小破し、運転していた60歳の女性と、同乗していた14歳の女子中学生が頚部打撲などの軽傷を負った。

警察ではクルマを運転していた31歳の男を道路交通法違反(速度超過)の現行犯で逮捕。自動車運転過失傷害容疑でも調べを進めている。

《石田真一》

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