新明和工業は、国内で初めてリージョナル航空機に対応する新型航空旅客搭乗橋を開発、10月から受注活動を開始する。
今回開発したリージョナル航空機対応型航空旅客搭乗橋は、キャブ先端部に前後・左右にスライドする「渡し板」を装備していることが最大の特長。
従来型では、エアーステア部の手すりが障害となり、キャブ先端部の航空機への装着が不可能だったが、新型は、キャブの動作機構の自由度を高めることで細かな操作が可能になり、機内に直結する渡し板が手すりに接触することなく、小型の航空機への装着を実現した。
乗客は風雨にさらされることなく搭乗可能で、移動時間も短縮され、安全も確保できる。また、車椅子での通行も可能で、バリアフリ−化にも対応した。