【SSDゴリラ】PNDタイプの SB360DT がFM-VICS非対応の理由とは

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今回発表されたSSDゴリラは、モニターサイズの違いはあるものの、GORILLAエンジン(クロック400MHzの高速CPUや、2Dグラフィックアクセラレーターなど、ナビとしての機能を司る部分)は同一のものとなっている。

モニターサイズ以外の相違点は、7インチモデルの『SD700DT』にはFM-VICSが搭載されているものの、バッテリーが内蔵されておらず、車外での使用にはAC電源を必要とすること。

4.5インチモデルの『SB360DT』にはバッテリーが内蔵され、車外での使用も前提としているが、FM-VICSは搭載されていないということになる。

「7インチモデルにもバッテリーを搭載してもよかったのでは?」とか、「PNDにFM-VICSがあったら使い勝手も良くなったのに…」と考えてしまうが、これにはちゃんとした理由があるようだ。

説明員によると、7インチモデルにバッテリーを搭載しなかったのは「SD700DTは車載で使うことが基本であり、このサイズの筐体を積極的に車外へ持ち出して使用することはあまりないだろう」という判断のようだ。

4.5インチモデルにFM-VICSが搭載されていない理由は「VICSの規約として、車外で情報を使うことが認められておらず、バッテリーも交換式にするなど、車外持ち出しを前提としたモデルである本機には搭載できなかった」としている。PNDは価格設定が売れ行きを左右することもあり、VICSセンターへ支払う使用料(ナビ本体価格に含む)を削ることで、価格競争にも対応できるようにしたということもある。

ゴリラPNDの他モデル(SD580DT)にはFM-VICSが搭載されているが、車外に持ち出した場合にはVICS機能が使えなくなるという。

《石田真一》

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