左折トラックが横断の母子をはねる 視界不良が原因?

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17日午前、愛知県名古屋市熱田区内の市道で、横断歩道を歩いていた母子3人が後方から左折してきた普通トラックにはねられた。この事故で5歳の男児が即死。男が運転していたトラックは助手席側にカーテンが引いてあり、視界がほとんど無い状態だったという。

愛知県警・熱田署によると、事故が起きたのは17日の午前9時25分ごろ。名古屋市熱田区一番3丁目付近の市道交差点で、横断歩道を渡っていた母子3人に対し、右後方から左折進入してきた普通トラックが衝突した。

3人は弾き飛ばされ、このうち5歳の男児が頭部強打で即死、33歳の女性が左腕を骨折する重傷、2歳の男児が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。警察はトラックを運転していた32歳の男を自動車運転過失致死傷の現行犯で逮捕した。

現場は見通しの良い交差点。調べに対して男は「前方から横断してきた歩行者をやり過ごして発進した。3人には気がつかなかった」と供述している。

《石田真一》

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