フランクフルトモーターショーは11日に開幕する。ルノーのカルロス・ゴーン社長兼CEOは、その前日10日に記者会見を行い、7車種のワールドプレミアを行う。ルノーがフラグシップとして期待を寄せているのが新型『ラグナ』だ。
2009年に向けての中期経営計画、「ルノー・コミットメント2009」において、ラグナは品質とサービスの両面で、トップ3にランクされることが表明されている。
開発に際しては、旧型ラグナの9000人のオーナーにインタビューを実施。新型に望まれるものは、「信頼性」と「品質」という。旧型では、「電気系統が故障しやすい」ことが欠点として指摘された。そのため、この部分のテストは入念に行われた。
また、さまざまな条件での走行テストも実施。極寒のロシア、埃にまみれやすいオーストラリア、湿度の高いマレーシアなどで、走行テストが行われた。
ヨーロッパでの発売は10月を予定している。ルノーにとっての「希望の星」である、新型ラグナは、期待通りの仕上がりとなっているかどうか、フランクフルトでの公開が待望されている。