サーブは、6月7日から4日間にわたり、創業60周年記念式典を開催した。自動車メーカーとしての創業60周年を祝福するため、世界中のサーブファンやサーブオーナーがスウェーデンのトロールハッタンに集結した。
開催期間中、各種イベントや祭典が行われた。6月10日には、サーブ創業後の初代モデルから 60年を経た最新モデルに至るまで、歴代のサーブ車の数々がサーブ・カー・ミュージアム前に勢揃いした。
サーブは1937年、航空機メーカーとして発足した。SAAB(サーブ)の名称は、「Svenska Aeroplan Aktiebolaget AB/Swedish Aircraft Company Limited(スウェーデン航空機株式会社)」の略。
初代モデルとして誕生したサーブ『92』は、無駄を省いた合理的なデザインで、当時、革新的なエンジニアリング技術を特徴とし、他車とは一線を画すものとして注目された。
サーブは、これまでに400万台以上の車を生産し、世界60カ国を超える地域で販売している。
創業60周年の記念式典には3万人以上が出席し、独特のブランドを創り上げてきたサーブの関係者や車両、サーブに関連するこれまでの出来事などを祝福した。