愛知トヨタが発表した2006年4−12月期の連結決算は、売上高が前年同期比7.2%増の2719億5400万円と高い伸びとなったが、営業利益は同0.8%増の64億8300万円と微増にとどまった。
新車市場全体の低迷で、グループの新車販売台数は除軽で同2.9%減の6万3093台とマイナスだった。ただ、新車の販売単価が上昇したため、売上高は増収だった。
利益面では、売上げの伸びはあったものの、販売管理費や一般管理費が増加して営業利益は微増だった。経常利益は営業外収益の増加で同3.6%増の75億5300万円だった。
当期純利益は前年同期が特別利益として厚生年金基金清算益を計上していたことなどから前年同期と横ばいの32億4200万円だった。
通期業績見通しは、前回発表したものを据え置いた。