泥酔男、ハンドル操作をせずに池へ転落

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3日午後、静岡県静岡市葵区内の市道で、走行中の軽ワゴン車が路外に逸脱し、道路に隣接する池に転落する事故が起きた。運転していた男は泥酔状態。クルマからは自力で脱出したが、警察官到着時には酔い潰れて熟睡していたという。

静岡県警・静岡中央署によると、事故が起きたのは3日の午後0時15分ごろ。静岡市葵区下付近の市道を走行していた軽ワゴン車が路外に逸脱。そのまま道路に隣接する池に転落した。

池の水深は約1mということもあり、運転していた56歳の男は自力で車外に脱出。転落の様子を目撃していた釣り人が岸に引き上げたが、男は持っていた焼酎を飲むとその場で寝込んでしまった。通報を受けた署員が現場に到着した際には熟睡しており、酒臭いことから起こしてアルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.9ミリグラム近いアルコール分を検出。泥酔状態と判断された。

現場にブレーキ痕は残されておらず、警察では男がクルマを泥酔状態で運転。ハンドル操作を行わずに転落した可能性が高いとみている。警察では男を道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕したが、当日中の取り調べは不可能だったようだ。

《石田真一》

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