偽造された中国の免許をホンモノの日本免許に

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警視庁は21日、偽造した中国の運転免許証を使い、これを日本の運転免許証に切り替えさせるという手口で免許証の不正取得を斡旋していた34歳の中国籍の男ら3人を道路交通法違反(免許不正取得)容疑で逮捕した。

警視庁・組織犯罪対策1課によると、逮捕された3人は中国の免許証を偽造し、これを日本の正規の免許証に書き換えさせるという手口を使い、中国籍の男女28人に対して免許の不正取得を行わせていた疑いがもたれている。

主犯の男は自動車学校の経営者を名乗り、日本国内で発行される中国語新聞に広告を掲載。「合格率100%」を宣伝文句としていた。

昨年秋ごろから東京や埼玉などの運転免許試験場や免許センターに中国の免許証を持ち、日本国内で有効な免許証への書き換えを求める人が増えてきたが、このうちの一部が偽造された免許を持ち込んでいたことが発覚。追及した結果、逮捕された男の存在が浮上したという。

《石田真一》

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