日本で唯一の24時間レースで準国際格式の「十勝24時間レース」が、15日−17日に北海道の十勝インターナショナルスピードウェイで開催され、ハイブリッドカーとして初めてレクサス『GS450h』が参戦、総合17位でフィニッシュした。
同大会には7クラス総勢33台が参戦。「LEXUS team SARD」より参戦したGS450hはスーパー耐久機構より特認車両の認定を受けて最大排気量のST1クラスに組み入れられた。決勝出走の条件として、15日のフリー走行でドライバー全員が基準タイムをクリアすることが求められたが問題なくクリア、5番手グリッドから決勝に臨んだ。
目標を完走に定めたチームは、序盤から一定のペースを維持して周回、安定した走行を続けた。
タイム的にはST1クラスのトップグループには及ばず、順位は一時26−27番手まで下がったものの、平中克幸/A. クート/嵯峨宏紀の3人はコンスタントなペースでGS450hを走らせ、チームも短時間でスムーズなピット作業を実施。トラブルやアクシデントで後退するチームが相次ぐ中で、じわじわとポジションを上げていった。
明け方にはインバーターの冷却水温が上昇しピットインしたが大きなトラブルには至らず、終盤もノートラブルで乗り切り、総合17位、ST1クラス4位(総周回数865周)で初レースのチェッカーを受けた。