イギリスGPで2番グリッドと今季初フロントロウを獲得したマクラーレンのキミ・ライコネン。レースでミハエル・シューマッハに抜かれ3位に終わったものの、現時点では精一杯というのが正直な感想なようだ。
「アロンソやシューマッハの速さに着いていけなかった。だから3位というのが最大限の可能性だった。イギリスGPでの収穫は正しい方向に進んでいるという確信が得られたこと。苦しんだバルセロナからは前進ができたようだ」
「だが最大の問題点はスピード不足。ストレートラインでのスピードが遅いから、チャレンジすることができないんだ。セーフティーカー後、アロンソに近づくことはできたけれど、抜くことはできなかったよ」
「簡単なレースではなかった。スピード不足では打つ手もさほどなかった。でも僕はベストを尽くし、3位に入ることができた。イギリスGPではこれが精一杯だったと思う」とライコネンは語った。