日産ディーゼル工業は、2002年2月からサービスを開始しているキャブ(運転席台)の組み立て前に、ユーザーが指定する色に塗装する「純正カスタムペイント」の累計販売台数が1万台を突破したと発表した。
キャブ塗装のカラーリングやデザインは企業理念やCI(コーポレートアインデンティティー)を表現する「走る広告塔」で、経営戦略上の重要性は高く、他社との差別化との点から注目されている。
今回の純正カスタムペイント販売台数1万台突破では、2月24日に同社上尾工場敷地内で、従業員1200人が参加して記念セレモニーも行った。同社は独自のサービスである純正カスタムペイントを今後も顧客のニーズに対応して、さらなる拡販に努めていくと、している。
純正カスタムペイントを実施した普通トラックは、2004年度が2869台で、一度実施した事業者が再度別のトラックでも選択するリピート率が80%。
登録カラー数は2300色で、2色以上のデザイン登録数は1100件となっている。