バイクに追突、飲酒運転の発覚恐れて逃走した男逮捕

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7日早朝、鹿児島県日置市内の国道3号で、バイクを運転中の男性が後続車に当て逃げされ、頭蓋骨を折るなどの重傷を負う事故が発生した。警察では飲酒運転の発覚を恐れて現場から逃走した34歳の男を逮捕している。

鹿児島県警・串木野署によると、事故が起きたのは7日の午前6時10分ごろ。日置市東市来町湯田付近の国道3号で、バイクで走行していた44歳の男性が、後ろから走ってきた軽自動車に追突された。男性は路上に転倒した際に頭を強打。近くの病院に収容されたが、頭蓋骨を折る全治1−2カ月の重傷を負っている。

追突したクルマはそのまま逃走しており、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故発生から約1時間後に前部の衝突痕があるクルマが戻ってきたことに検証中の警官が気づき、運転していた34歳の男に職務質問を実施したところ、ひき逃げした容疑を大筋で認めたため、業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

調べに対し、男は「飲酒運転の発覚を恐れた」、「衝突するまで気づかなかった」などと供述しているという。警察では飲酒量の特定を急ぐとともに、事故発生の詳しい経緯を調べている。

《石田真一》

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