2005年の死者数、都道府県別傾向

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年間死者6871人という低水準で抑えることのできた要因の1つが、最多発地域での死亡事故減少だ。北海道は前年比で82人、約2割死者数を減少させ、13年間死者数ワースト1という汚名を返上した。大阪府も45人減少させ、ワースト5圏外へ脱出した。

しかし、32の都道府県で死者数を減らしている中で、埼玉県は17人の死亡者増加。東京都、千葉県でも減少はさせたが、思うように死者数を抑えることができなかった。結果的に交通事故死者数は、関東圏で目立つ結果となった。

自動車王国の愛知県は17人減少したが、もともと死亡事故多発県なだけに、北海道にかわって最多死亡事故県となってしまった。

主な都道府県別志望者数は下記のとおり

●死者が多い都道府県
1:愛知  351人
2:埼玉  322人
3:千葉  305人
4:北海道 302人
5:東京  289人

●死者が少ない都道府県
1:鳥取  45人
2:高知  47人
3:長崎  57人
4:佐賀  63人
5:沖縄  63人

●死者が増加した都道府県(15県)
1:島根 +22人
2:埼玉 +17人
3:滋賀 +14人
4:茨城 +12人
5:愛媛 +12人

●死者が減少した都道府県(32都道府県)
1:北海道 △85人
2:大阪 △45人
3:新潟 △40人
4:岐阜 △37人
5:高知 △32人

《中島みなみ》

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