富山県警は15日、交通違反の罰金や反則金の納付を理由無く拒み、警察署への出頭要請にも応じなかったとして、福井県敦賀市内に在住する27歳の女を道路交通法違反容疑で逮捕した。女は容疑を大筋で認めている。
富山県警・富山中央署によると、この女は2004年7月25日夜、富山県富山市の中心部で駐車禁止の道路に自己所有の乗用車を駐車したとして警察の摘発を受けた。だが、反則金の納付を理由無く拒み続け、再三に渡る警察署への出頭要請にも応じようとしなかった。
その後、別のスピード違反を起こしたが、これについても同様の納付拒否を繰り返したため、きちんと反則金を納付している他の違反者との整合性が取れないと判断。逮捕に踏み切った。
調べに対し、逮捕された女は「罰金を支払うような余裕が無かった。払いたくとも、無いものは払えない」などと供述。逮捕については不服を示す言動を繰り返していたという。