ホンダなどの展示ブースがある東ホールからマツダがある西ホールまで歩くと、全長約520m。さらに、オートバイや部品メーカーの展示コーナーがある北館まで歩くとざっと1kmだ。とにかく、東京モーターショーの会場は広々している。
歩くことは健康にも良いが、足腰の弱い高齢者や子供には負担も大きい。しかし、そんな歩き疲れた来場者がゆっくりと休憩できるよう、各ホールやモールなどには“くつろぎの空間”としてプライオリティシートを随所に設けている。
前回よりも高齢者や身障者向けのシートを600席に増やして1万0600席の木製のベンチを配置。高齢者ばかりでなく乳幼児連れのファミリーにも好評だ。