「ワンダフルスモール--未来系--」をスローガンに出展ブースを構えるダイハツ。今回の東京モーターショーにかける意気込みは並々ならぬものがある。コンセプトカー、参考出品車はワールドプレミア(世界初出)4、ジャパンプレミア(日本初出)3の計7車種。
最大の目玉は一足先にフランクフルトモーターショーで姿を見せた、オープン2シーター4WDハイブリッドスポーツ『HVS』だろう。モダンなデザインの真っ赤なスパイダーボディは存在感抜群で、来場者の目を大いに引くことだろう。
72km/リットルという超低燃費を達成する3シーターハイブリッド『UFE-III』、軽自動車の本質であるシンプルさ、楽しさを追求する『ESSE』(エッセ)、5ナンバーサイズのコンパクトSUV『Be-go』(ビーゴ)、サンダル感覚で乗れるドアレスオープンデッキの『costa』(コスタ)、軽セダンモデルの新たな可能性を模索する『SK-Tourer』(SKツアラー)、1.5リットル直4とボリューム感たっぷりのオーバーフェンダーで装いを新たにした『Copen ZZ』(コペンダブルゼット)等々、まさに好みに応じてよりどりみどりの展示だ。
ブース入り口にパステルカラー5色のエッセを配するなど、スモールカーのおしゃれさの演出もぬかりない。トヨタグループエリアにあって、独自の存在感を放つこと請け合いだろう。